日経 10/6 2020
会計の基礎知識
1. 決算書とは ………会社の健康診断結果
・収益性 PL
・安全性 BS
・成長性 CF
企業の会計活動
・管理会計………社内だけで使う用
・財務会計………株主や銀行など外部の人向け *金融商品取引法、商法、税法
だけど財務会計も国によっては変わる。日本標準、USCPA、IFRS (TOYOTA、canonはUSCPA、Softbank、PanasonicはIFRSを使用。)
2. 決算書の種類
・損益計算書(PL) いくら稼いだのか?
・貸借対照表(BS) 何を持っているのか?
・キャッシュフロー計算書(CF) お金の流れは?
損益計算書(PL) profitable loss statement
一年間の収益と費用から企業の経営成績を読む。収益、費用、損益はいくらか。
1. 売上高 sales
2. 粗利益 売上高ー原価 商品の付加価値を示し、企業の競争力の源泉
3. 営業利益 粗利益ー(販売費及び+般管理費) 人件費や賃料など物を売るのにかかった費用 事業そのものから利益を出しているかの指標
4. 経常利益 営業利益ー(営業外収益/費用) 預金/借金の利息やグループ会社の損益など 会社そのものが安定しているかを判断する指標
5.税引き前利益 経常利益ー(特別損失/利益) 一時的に発生した利益/損失 株式売却による利益や災害被害など
6. 当期純利益 税引き前利益ー税 企業は法人税(国)、法人住民税、法人事業税(地方自治体)がある。
どの段階での利益が多いのかを見ることでその企業の強みがわかる。
株式市場で重視されるのはEPS 1株当たりの利益(純利益/株式数)
利益率 純利益/売上高 日本の上場企業平均は5%だが、平均は業種によって大きく異なる。
例)医薬品12%、自動車4%、小売2% など。
貸借対照表(BS) balance sheet
持っている財産や資本、借金から企業の財政状況を読む。どこからお金を集めて、何に使ったか。
資産(運用)=負債+純資産(調達)
ーー左側ーー ーー右側ーー
資産 long/short term 負債 long/short term
・現金/預金 cash ・借入金
・売上債権 accounts receivable ・社債
・有価証券 dividends ・仕入債務 accounts payable
・棚卸資産 inventry +
・土地 land 純資産
・設備 equipment ・資本金 common stock
・機械 ・利益剰余金 retained earning?
・のれん
視点
自己資本比率=純資産(自己資本)/純資産+負債 負債が大きければ分母の方が大きいから自己資本比率は下がる
自己資本比率が高ければ高いほど健全な企業。だが、負債は利息だけ払うのに比べて、資本は配当や株価の上昇で\株主に返さないといけないため、負担は資本のほうが重いと言える。
短期資産はすぐにお金に替えることができ、短期負債はすぐに返す必要がある。どちらも低いほうが安全。
債務超過………負債が増えすぎること
株主から新たに資金を提供してもらわないと潰れます。
セブン&アイホールディングス安定すぎる。